TOEFL iBTについて
始めにTOEFLの種類について説明します。
全部で、iBT、PBT、ITPの3種類です。
日本で受けられるのはiBTとITPです。
ITPは練習用のテストで、大学とかの一部の組織で練習用として実施されるもので、その中身はPBTの過去問です。TOEICで言えばIPのようなものです。
なので、いわゆる公式のTOEFLはiBTを指します。
PBTはインターネット環境が整っていないような、発展途上国の一部で行われている公式テストですが、一応院試にも使えます。なので、わざわざそういう国に行けば受験できるかもしれないですが、そういうことをやってる時間と費用があれば、専門科目の勉強に力をかけていた方がいいと思います。
前置きが長くなりましたが、iBTについてお話しします。
TOEFL iBTはかなり難しいテストです。
でも採点は激甘です。
なので、試験を受けた時と点数が返ったきた時に逆の意味で驚くテストです。
それでも、やっぱり高いスコアを出すのは難しいです。
東大院のようにITPを提供してくれている所は、ITPにすがるのがいいと思います。
参考までに、僕のiBTとITPの最高スコアはそれぞれ、65、537です。
東工大院の募集要項から抜粋した換算表が下図です。
これをもとに換算すると、65(iBT)→513(ITP)となるので、ITPで受けてよかったという結果になりました。
TOEFLはスピーキングやライティングがあってそれが大変かのように見えますが、実際はリスニングがかなりの肝です。リスニングの問題自体もかなりのハイレベルなのを1回に3分間も流してきますし、リスニング力がないと、スピーキングやライティングでも聞いて答える問題があるので、連鎖的に死にます。でも、ライティングはがんばって書けば、結構点数が来ます。あと、ディスプレイで長文を読むのも紙で読むよりはるかに頭に入ってこなかったので、死にました。
あと、iBTはダミー問題というものがあるので、適当にググってみるといいと思います。
参考までに自己最高スコアの時は、
Reading | Listening | Speaking | Writing | Total | ||
18 | 12 | 15 | 20 | 65 |
でした。
iBTは受験会場選びが重要になります。
自分の時は確か、茅場町のプロメトリック運営の会場、テンプル大学3Fあたりが最高会場として有名だったと思います。プロメトリック運営の会場は基本的には良い会場らしいです。
TOEFLガチ勢は日頃から、申し込みが更新されてないか、チェックしており、公開されたら即人気会場は閉鎖していきます。ただ、申し込み期限ぎりぎりになると、キャンセル者が出るのかたまに人気会場が出たりします。僕もそれで一回茅場町のプロメトリック運営の会場に行くことができました。でも、確かにTOEFLの会場の中ではいいのかなって感じはしましたが、期待ほどではなかったです。
もう一回TOEFLを受けようと会場を探してましたが、今度は人気会場がいつまで待っても浮上してこなかったので、地元の池袋コミュニティカレッジを選びました。
そこは実際に行ってみると、案外良くて自己最高スコアを出すことができました。
ちなみに、自分が受けてから、プロメトリックの会場は消えたり新しくできたりしているっぽいです。確か、茅場町はなくなって、お茶の水に新しくできたという感じだったと思います。プロメトリックの本社がそっちに移動したとかで。
新しい会場についてもコメントが載ってあったので、ついでに貼っておきます。