システム科学専攻(京大)の対策

京大には院試説明会の時と、院試の時の2回訪問した。JR東海で、安いツアーがあるので、院試説明会の日は日帰りで、院試の時は一泊二日利用した。京都での移動はバスの一日券が安くておすすめ

システム科学専攻は

www.sys.i.kyoto-u.ac.jp

を見ればわかるが、情報学研究科の中でも外部に対してとてもオープンなので、好感と興味を持った。
受験科目は数学と専門科目の二つで、専門科目も「論理回路・機械力学・工業数学・基本ソフトウエア・電気電子回路・確率統計・制御工学・オペレーションズリサーチ,等」と幅広いので、東大院の数学や電情と被る、工業数学(複素解析)と論理回路を選んで勉強した。
英語はTOEFL-iBTだった。TOEFLテスト提出だから、受験者が減るのかと期待していたが、実際はほとんど受験者が変わってない感じだった。

本格的に対策したのは直前の2週間前
その前に東大院対策で、数学や論理回路の勉強していたので、2週間で対応はできたと思う。

数学は微積分や線形代数
線形代数は、東大院の方とは違って、学部の初年度で習う線形代数の全般的な内容だった。でも、問題のレベルは教科書レベルだったので対策は容易でした。
微積分は、手持ちの微積分の教科書をざっとみて、過去問を消化するくらいだった。

専門

東大院試対策で使ってた坂井先生の教科書だけでなく、不足してた部分は五島先生の本を用いて勉強した。

東大院とは出る問題の傾向は違うが、こっちの問題を解くことで、さらに論理回路に対する理解を深められてよかった。

 

  • 工業数学

持ってた

応用解析学の基礎 新装版 -複素解析,フーリエ解析・ラプラス変換-

応用解析学の基礎 新装版 -複素解析,フーリエ解析・ラプラス変換-

 

 で勉強した。東大院でも出る可能性があって、でも複素解析の問題が少なかったので、京大院の問題を通して、複素解析の基本を身につけた。

 

入試での感触
数学: 手応え的に8割はいったのではないかと好感触だった
専門: 複素解析が難化してしまい、電気電子回路に逃げた。電気電子回路は東大院対策でもしていたので、少しは自信があったが、変に誤解してたのか、途中で詰まってしまったので、半分もいかない手応えだったと思う。論理回路は予定通りにやったが、電気電子回路に引きずられてしまって、最後凡ミスを置かしてしまったので7割くらいの手応えになった。
面接: 3人くらいの先生と自分の興味のあることや、今やっている研究について7分間話した。面接はとりあえず自分の情熱を伝えようと熱弁していたが、結構いい感触だったと思う。

ちなみに一日目の終わりにアンケートが渡されて、確か併願した場所や志望した動機、第何志望以下だったら辞退するか、2日目までに書いてくる課題があります。

 

結果

第一志望の研究室に合格させていただいた。システム科学専攻のポリシーにもとても興味を感じてたので、1ヶ月以上東大院とどっちに進学するか迷ったが、院での生活や就活などの観点でいろいろ考えて結局東大院の方に進学することを決めて、9月末が辞退期限だったので、ぎりぎりの時期に辞退届を提出した。

 

繰り上がり

システム科学専攻には繰り上がり制度があります。9月末までに辞退すると、繰り上がりが起こります。僕はぎりぎりに辞退したので、ちゃんと繰り上がってくれるのか心配でしたが、研究室のHPを確認したら、無事僕の枠に他の人が繰り上がったのを確認ができたので安心しました。